「しつけ」と「虐待」を見極める方法

近年では児童虐待をはじめとして、乳幼児乳児の虐待などが増えて本当に大きな社会問題となっています。

親として子供を育てていく中でしつけをしているつもりでも虐待になってしまうことがあります。

家族内でパートナーが子供に対して虐待をしているのではないかという判断をするとき、しっかりとした見極め方を知っておかなければなりません。

感情任せに気分で怒るのは虐待

子供が悪いことをした、しないに関わらず、親が自分の感情任せに子供を怒るというのは明らかな虐待になります。

例えば子供が悪いことをした場合であっても必要以上に手を上げたり、その他にも罰を加えるなどというのも虐待になります。

なぜ叱られているのかということを子供に説明しながら叱る子供が納得できるように注意していくというのがしつけになります。

このような部分で虐待としつけの境界線を親がしっかりと把握していなければ、知らず知らず子供を虐待することになってしまうでしょう。

悪い事をした時に罰を与えすぎるのは虐待

例えば実際に子供がいたずらをしたり、その他にも様々な悪い事をした場合、ある程度の罰を与えるというのはどこのご家庭でも行っていることかもしれません。

しかしこの罰にも限度があり、例えば一定時間の間、ゲームをしてはならない、携帯電話を触ってはならないなどという部分においては虐待と言い切れません。

しかし、反対に食事を数日間与えない押し入れ用風呂場などに閉じ込めてしまう、何時間も外に放り出したまま家の中に入れないなどというのは虐待になります。

そこまでする必要性があるのかという部分で、まずは子供としっかり向き合い話をしながら注意されている内容を子供が納得することが重要なポイントです。

必要以上の罰を与えたところで子供は納得せず怖い思いや親に対する恐怖心しか持たなくなってしまいます。

子供の呼びかけを完全に無視するのも虐待

乳幼児であっても、ある程度大きくなった子供であっても子供が呼びかけをしているのに対し、親が長時間にわたり無視をし続けてしまうというのは子供の存在を無視することになります。

忙しい時に手が離せず今は話を聞くことができないというのは仕方のないことですが、常に子供を無視してしまうのはしつけとは全く関係ありません。

これはネグレクトという立派な虐待ですから、こういった部分も親は気をつけていなければなりません。

しつけと虐待の境界線というのは、それぞれのご家庭での線引きが難しくなりますが、基本的には子供と向き合う姿勢そのものを崩さないように気をつけましょう。

親が責任逃れをしたりずるい生き方をしていれば子供はそう言った背中を見ています。

納得のいかない怒られ方をしても子供は自分が悪いことをして注意されているとは受け取りません。

子供の気持ちを汲み取りながら、しっかりと親としての気持ちを伝えることこそが、きちんとしたしつけと言えるでしょう。